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2017/09/15
アメリカンフットボールユニフォーム作成のサイトをスタートしました。
スポーツダイレクトジャパンは今までもアメリカンフットボールのユニフォームを
作成してきましたが、この度、新しく、ユニフォーム作成の専用サイトを立ち上げました。みなさまのユニフォームへのご意見やご指摘を反映してチームのお役に立てるユニフォームの
作成を行ってまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。
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アメリカの最新ユニフォーム
2017年の1月になりますがアメリカ、
ナッシュビルで行われたAFCA(全米コーチコンベンション)に
行く機会がありました。アメリカのフットボール市場にエキップメントやユニフォームなどのアパレルを供給するベンダーが
数多く出店していて、実際に手に取って見ることができる大きな展示会です。そのなかでも注目すべきはNFLやNCAAにユニフォームを供給しているNIKE社のひときわ大きなブースでした。
マットな光沢を抑えた単色を中心としたシンプルなユニフォームです。
第一印象はシャープさとスピーディーを表現するように、無駄な装飾やサイドのラインなどは
極力抑えているものでした。
フットボールパンツは前開きのないノンフライが中心でパンツに付随するベルトもありませんでした。
内側にはノンスリップのインナーバンドがあり、胴体部分はドロースリングの紐により簡単に
着脱できる仕組みになっておりました。フットボールパンツのインナーのパッドを装着するポケットは、
かつてのように太もも部分全体に被せる方式ではなく、
縦型で最小限の大きさでパッドが横にずれない工夫が施されております。フットボールパンツを構成する生地は比較的堅めの軽量の生地で縫製されており、
ヒップやサイドを何枚ものパネルを張り合わせたものではなく
極めてシンプルになっておりました。以前、主流であったパンツの生地は重量があり光沢を放つ耐久性を重視した生地で
1mx1m当たり340gから380gの重量があったかと思います。
このNIKE社のフットボールパンツを構成する生地は推定ですが
1mx1mあたり280g以下の重量ではないかと思います。これにより動きやすさと機能性に重点を置いて開発されている思います。
ジャージの特徴は新しく開発されているフットボールジャージ専用の生地でした。
1枚の生地の中に分厚い耐久性を重視した肩の部分や、
小さな穴を含んだメッシュ部分など切り返しの無い
一枚の生地に沢山の要素が織り込まれておりました。これは一昨年度からこのように機能を盛り込んだADIDAS社のテックフィットの生地と
同じように進化をしてきたと思います。
ADIDAS社の生地より軽量な印象があります。またジャージはフットボールパンツと同様にマットな生地により、
軽量化と耐久性、動きやすさや相手から掴まれにくいなどの要素を含んでいるのかと考えられます。番号などはアメリで主流をなしているツイルの縫い付けによる番号になります。
以前はジャージのきりかえしをまたいで番号が縫いつけられてバランスを欠いたものでした。
今回は綺麗に美しく仕上がっております。今年の秋のシーズンからはこれらの新しく開発されたNIKE社のユニフォームがNCAAの1部のチーム
に徐々に浸透していくのではないかと思いますと楽しみになってきます。弊社も日本人の体型を考慮して動きやすいまた日本のフットボール事情に適合した
ユニフォームを開発していきたいと思います。これからもアメリカの最新のユニフォームの紹介をしていきたいと思います。